今年は5回ほど、クラウド会計カンファレンスを実施することができました。
細川和彦会計事務所では、マネーフォワードクラウド会計（MF会計）を約8年ほど前から、フリー会計（freee会計）を約5年ほど前から導入支援しています。
香川県高松市内では導入時期も早く、支援や顧問契約させていただくお客様の数も増えましたが、習熟度や作業の進め方が、人によってまちまちです。
便利な機能やお困りごとを共有する意味で、全体会議や研修の後に、クラウド会計カンファレンスを行っています。

今回は、私が担当した回で反響のあった機能を紹介させていただきます。
クラウド会計の特長として、お客様と同じ画面をすぐに共有できる、双方で同じデータに同時アクセスも可能な点があるかと思います。
インストール型ソフトの場合、仕訳の修正や追加を行うには、お客様側の入力作業を一旦止めていただき、修正後に同期作業してお客様側へデータを戻すという作業が必要なことが多いです。
クラウド会計ソフトの場合は、データがクラウド上にあるため、いつでも即座にお客様と同じデータを参照できます。
この特長を活かして、ブラウザに表示されるリンクを送ってお客様に仕訳の修正やデータの確認をお願いすると便利なのです。

例えば、freee会計で部門未選択の仕訳があり、お客様へ入力をお願いしたい場合…

お客様の方でリンクをクリックした際、freee会計にログインした状態だとすぐに同じ画面が開きます。
ログインしていない場合は、ログイン画面でIDとパスワードを入力すると、同じ画面が表示されます。
誤って関係ない人へリンクを案内してしまった場合にも、データを参照されることがないため、セキュリティ面でも安心です。

MF会計でも、同様の使い方ができます。
ぜひご活用ください。